Adobe公認エキスパート

By | 2011年5月16日

Web制作の現場というのはとにかく実力主義であって、
資格なんかはっきり言って何の役にも立たないのは重々承知なのですが、
ちょっと思うところあってAdobe公認エキスパート(ACE)の試験を受けてきました。
科目はDreamweaver。
この認定資格、とにかく情報がないのが特徴。
難易度も合格率も過去問も非公開。受験する時に「試験内容を口外しない」と制約させられるので
ここでも内容については言及できません。
Webスクールでも他の資格みたいにACEの資格取得コースみたいなのはほとんどやっておらず、
唯一の情報はAdobe公式の試験情報のみという状態。
というわけで、受験しようと思ったときにまず困るのは、
「何をどこまで勉強したらいいのか分からない」
ということです。私もかなりそこで困ったわけですが、結局「Adobeのオンラインヘルプを全部読んで触ってみる」という方法を取りました(苦笑)
まがりなりにもWeb制作にかかわって10年以上、Dreamweaverも6~7年は使ってます。
日々の業務をこなすには何の支障もない状態。今更スクールとか通うのもあり得ないし、模擬問題見る限り内容自体は「広く浅く」という感じなので、独学でなんとかなるかなと思ったのがその理由です。
で、3日くらいかけてザザッと試験範囲の機能をおさらいし、サクッと受験してきました。
結果は・・・・あと1問足りず惜敗!!!(><)
Dreamweaver使っているとはいえ、
・基本的に手打ちコーディングなのでデザインビューはほとんど使わない
・一人で作業することがほとんどなので共同作業を前提とした機能は必要ない
・新規スポット案件が多く、作って納品して終わりなのでテンプレートやアセット管理もあまり使わない
とまぁ、「Dreamweaver使ってる意味あんの?」的な使い方しかしてなかったのがそのまま点数に反映されておりました(;´Д`) ああ、、、もう少し時間かけてちゃんと復習してから受験しておけば・・・・・orz
ま、後悔しても仕方がないので、もう一度弱かったところをちゃんと復習して、今月中にリベンジしてきます。
これからもし受験してみようかなと思っている方にアドバイスできることがあるとしたら、
・全ての機能を隅から隅まで網羅して暗記している必要はない。
・さほど深い内容は聞かれない。
・しかし、ある程度ちゃんと日々の制作で使い込んでいないと分からない問題が多い。
ということでしょうかね。
単純にリファレンス本の機能を暗記するだけではなく、「その機能が何に役立つのか?」「制作上の様々なシーン・状況で、DWがどのような挙動をするか?」といった点に注意してよく観察する必要があるな、と感じました。そういうことはリファレンス本とかには基本的に載ってないので、やはり「とにかく使い倒す」<のが先決かと思います。実技試験を伴わない選択式の試験にしては、その人の製品に対する理解をよく判定できるようになってるな、と感じました。
しかし、、、あと1問。悔しい~~~!


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